実践型教育施設「碧河舎(あいこうしゃ) 」設立にあたっての基本的な考え方
1 地域ニーズを十分に踏まえた活用
地域住民の学びの場として、地元の核施設として長く親しまれてきた上小田小学校ですが、大河内町と神崎町の合併に伴い平成18年3月に閉校となっていました。
しかし、近年生涯学習への意欲の高まりや集いの場作りの必要性が叫ばれる中、上小田小学校は「碧河舎」と名称を変え、豊かな自然環境の中で学びや遊びを楽しむ実践型教育施設としてスタートします。
2 中長期的な視野に立った活用
「碧河舎 」は集いの場として町民同士の世代間交流を深めるとともに、他地域からのファミリー、若者の来町、入り込みを促進。 さらには事業誘致、企業支援を積極的に行い、ゆくゆくは町内移住促進に貢献したいと考えています。
「碧河舎」名称に込められた意味
みどり、あおとも読む「碧」。上小田から見える山のみどり、空のあおをイメージしました。
すぐ側を流れる小田原川と、神河町の美しい川の流れをイメージしました。
「碧河舎(あいこうしゃ)」4つの目的
1 生きる力の育成
少し前まで日本の教育は、教師が一方的に知識を教えるという「詰め込み型」教育が行われていました。しかし今、求められているのは「生きる力」の育成です。
ここでいう「生きる力」とは「自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する能力」のことです。このような力を身につけるために必要となってくるのが、自分から進んで学ぼうとする授業づくり、すなわち実践型の教育です。
「碧河舎」では、生きる力を身につけるをテーマに、様々な実践型イベントを展開します。
2 若者応援
ライフスタイルの変化に伴い、若者の働き方の多様化が進んでいます。一日のうちの数時間、一週間のうちの数日働きたいという若者も増えているなか、「碧河舎」ではさまざまな働き方をサポートしていきます。
また、アイデアあふれる若者の起業を支援します。
3 地域との交流
「碧河舎」では、上小田地区の地域行事は優先的に利用してもらい、スタッフ全員で行事のお手伝いをさせていただくなど地元との交流を大切にします。
また、地元より働き手を募り、雇用の創出にも力を注ぎます。
4 社員研修、社員教育の場を提供
考える力、実践力を養ってもらうために、生きた社員研修、社員教育を提案。
実践型教育にスタッフとして参加いただき、さまざまな世代のお客様への接客を通して企業人としての知識、柔軟な対応力、能力を培います。